こんばんは。
さて、以前の私の教室には、月に2回、外国人の先生に来ていただいていました。
ある日、九州大学で学ぶ大学院生のエジプト人に来ていただきました。
エジプトでは、多くの人が英語を話せるとのことで、その方もかなり上手に英語をお話になります。
そして、生徒には、事前に、このエジプト人に対する20個の質問を考えてくるように伝えていました。
生徒は、最初から、かなり積極的にエジプト人の先生に質問をしていましたが、質問したはいいのですが、なかなか聞き取りが難しかったようで、先生の答えを理解できずにいて、もどかしかったようです。
そして、最後に、そのエジプト人の先生に私から「日本人に対する質問はありませんか?」と聞きました。
そうすると、「答えは知っているけれど、私のエジプト人の友人から頻繁に聞かれる質問を聞いても良いですか?」と聞かれ、「ぜひ、お願いします。」と言いました。
そうすると、
「日本にはあって、他の国にはない先端技術はあるでしょうか?」
というものでした。
生徒は、「う〜〜〜〜〜ん。なんだろう。。。」と考え込んでしまいました
皆さんは、答えはわかりますか?
実は、この答えは、「トイレ」です
日本のトイレの装置についている、音姫やビデ等は他の国を探してもほとんど見当たりません。この先生も、日本に住み始めてから、何度も「本当にあるのか?」と聞かれたそうです。トイレの他にも、日本には世界にはない先端技術がたくさんありそうです。
これを機に、他のことがないかを調べてみると面白いかも知れません(^^)
そして、レッスンが終わった後で。。。
このエジプト人の先生は、私の生徒を「君は英語の勉強を頑張っているね」としきりに褒めてくれました。
で、その言葉に続くのが「私の研究室には、20名ほどの日本人研究生がいるけれど、誰も英語を話せないんだ。だから、私は日本語を勉強しなくてはいけないんだ」と悲しそうに話してくれました。
論文はほとんどが英語なので、読むことはできるのだけど、コミュニケーションになると、簡単な会話さえできないんだとのことです。
これを聞いて、読むことはもちろん大切だけど、折角外国人の研究者がいるのに、もったいないなと思いました。
外国での研究がどのように進んでいるのか、そのような話を英語で話せたらどんなに楽しいだろうかと思います。
日本の英語教育の変革が急務だということを、改めて感じました。
“Cheers”(じゃあね)
#福岡市 #英会話 #英語