おはようございます。
段々と春めいている福岡です
さて、皆さんは人を褒めることは多いでしょうか?
私は、講師をしているせいか、生徒の良いところをよく褒めます。
特にお子さんは、褒めて伸ばしたほうが伸びると考えるからです。
で、その癖がついているのか、大人の方にも同じように接することがあります。
とは言っても、習慣や考え方が違う外国人には気をつけています
例えば、福岡にいる外国人の方で、とっても日本語が上手な人がいます。
この人が長く日本に住んでいると知っていたら、敢えて日本語の流暢さは褒めません。
普通に日本語で会話を楽しむだけです
というのも、長く日本に住んでいたら日本語が話せて当たり前と本人が考えているからです。逆に長く日本に住んでいるのに褒められると、不愉快に思う人もいらっしゃるので注意が必要です
次に、お箸の使い方。
外国人でお箸の使い方が上手な人がいても、褒めないようにしています。
今や、日本料理店は世界中のあちこちにあります。日本料理が大好きな人も多くいらっしゃいます。お箸を使えて当たり前の人は多いのです。
なので、敢えて褒めません。
私がもしフォークとナイフでステーキを食べている時に、「あら、あなたフォークとナイフの使い方上手ね。」なんてアメリカ人に言われたら、ちょっとムッとするかもしれません(笑)江戸時代ならまだしも、日本人がフォークとナイフを使い始めたのはかれこれ100年以上前からではないでしょうか。使えて当然ですね (*^∀゜)
ちなみに、中国や韓国ではスープを飲むときはスプーンを使います。日本人のようにお椀に口をつけることは絶対にしないので、日本人がお味噌汁をお椀で飲んでいると、驚かれることがあります。マナーの違いって面白いですね。
あと、よく言いがちなのが「白い肌」「高い鼻」を褒めること。
白人にとって「白い肌」というのは、「血色が悪い」「病人っぽい」としか受け取りません
なので、休暇には南国へ旅行へ行き、小麦色に焼いて健康をアピールします。
日本人からすると、美しい白い肌は羨望の的なのですが、国が違うととらえ方がこんなにも違うのです。
そして、「高い鼻」も日本人にとっては彫りが深くて羨ましいと思いがちですが、”Big nose”を褒められて嬉しい人は実は一人もいません。逆に「鼻」を褒められると、「目立っているのかな」とコンプレックスに感じる人が多いので、褒め言葉にはならないのです。
習慣や考え方の違いって面倒・・・とは思わずに、「違いを知るって面白い!」と考えるようになれば、一歩グローバルに近づいたと言えると思います。
それでは、良い週末を
“Cheers”(じゃあね)